杉野 勇 (SUGINO Isamu) お茶の水女子大学・人間発達科学専攻・応用社会学コース担当
『入門・社会統計学』サポートウェブ |
このウェブサイトは,『入門・社会統計学――2ステップで基礎から〔Rで〕学ぶ』(法律文化社,2017年)の内容と連動し,書籍を補完・拡張する事を目的としています。書籍では紙幅の都合で掲載できなかったRスクリプトや図表,そして練習問題の解答などを掲載します。書籍版の間違いの訂正なども掲載してゆきます。
あくまでテキストのサポートページとして,書籍と照らし合わせながら見ることによって意味が理解できるようになっています。その為,このサイトだけ見ても意味が分からない箇所も多々あると思いますが,御了承下さい。
以下,章ごとにページを分けて,書籍本文の補足などを行ってゆきます。以下が目次です。
各章のページでは,最初は以下の様な節や項の見出しだけが並んでいる様に見えますが,
そのグレーの領域にポインタを持っていくと,ポインタが以下の様に?マーク付になります。
この状態でクリックすると,その節/項の内容が伸び縮みします。全ての内容を表示すると分量が長大になるので,必要に応じて内容を表示したり隠したりして使用して下さい。
下の様な,背景が薄い黄色になっている部分は,Rスクリプトです。自分のRエディタにコピー&ペーストして利用する事が出来ます。しばしばスクリプトの下に,その実行結果のRコンソール画面のスクリーンショットの画像が貼ってあります。
このマークをクリックすると,その節/項の先頭に戻ります。その項を畳んで非表示にしたい場合は,項の先頭に戻った上でグレーの見出しをクリックします。
このマークをクリックすると,そのページの先頭に戻ります。
各章のページに移動した後でこの最初のページに戻りたい場合には,各ページの上部のこの↓リンクボタンをクリックしてください。
書籍のまえがきでも書きましたが,実際には文系学部の社会学系学部生に対して,この内容すべてを2単位授業でこなすのは不可能ではないかと思います。著者が適当だと考えるのは,学部2単位授業×2科目,大学院2単位授業×1科目の計6単位分授業で,社会調査士標準カリキュラムD,Eと専門社会調査士標準カリキュラムIに相当します。
学部のD科目では,第1章から第8章の基礎のみの7〜8割程度を担当教員の裁量で抜粋して扱い,E科目においてその範囲の基礎の残りと第9章〜第12章の基礎,及び第1章から第12章までの発展の中から適宜選び出してこなし,大学院のI科目では基礎や発展で残した部分を含めたそれらの総復習,第13章,そして教員の専門や好みに応じてより掘り下げた追加内容を扱うのが良いのではないかと思います。
この演習用データ・ファイルを,自分のコンピュータのRの作業用ディレクトリ(getwd()で表示される)に忘れずにコピーし,以下のスクリプトを実行すれば使える様になります。データ・フレイムのオブジェクト名はdata01でなくとも何でも構いません。
また,第6章などでは,書籍には入りきらなかった纏まった内容を「ウェブ増補」として掲載しています。URLの末尾は"#sup1"の様に"supplement"のsupが最初についています。
あくまでテキストのサポートページとして,書籍と照らし合わせながら見ることによって意味が理解できるようになっています。その為,このサイトだけ見ても意味が分からない箇所も多々あると思いますが,御了承下さい。
以下,章ごとにページを分けて,書籍本文の補足などを行ってゆきます。以下が目次です。
そのグレーの領域にポインタを持っていくと,ポインタが以下の様に?マーク付になります。
この状態でクリックすると,その節/項の内容が伸び縮みします。全ての内容を表示すると分量が長大になるので,必要に応じて内容を表示したり隠したりして使用して下さい。
下の様な,背景が薄い黄色になっている部分は,Rスクリプトです。自分のRエディタにコピー&ペーストして利用する事が出来ます。しばしばスクリプトの下に,その実行結果のRコンソール画面のスクリーンショットの画像が貼ってあります。
# この色の部分はRスクリプト
各節/項の右下には,二つの緑色の矢じりマークが並んでいます。このマークをクリックすると,その節/項の先頭に戻ります。その項を畳んで非表示にしたい場合は,項の先頭に戻った上でグレーの見出しをクリックします。
このマークをクリックすると,そのページの先頭に戻ります。
各章のページに移動した後でこの最初のページに戻りたい場合には,各ページの上部のこの↓リンクボタンをクリックしてください。
授業での活用について
このサポートウェブは書籍のテクスト本体と合わせて参照する事で初めて意味が分かります。授業担当の先生は,書籍のコンパニオンとしてこのウェブを活用し,学生に予習・復習・自習を行わせて下さい。スマホでも十分に閲覧できます。授業では,説明不足な部分や難しい部分を丁寧に解説したり,具体的な研究例・分析例を示して理解を促したり,質疑応答を行ったりすると良いでしょう。素人が作成しているので間違いもたくさんあるかも知れません。間違い探しをするのも一興かと思います(見つけた間違いは是非著者まで御教示下さい)。書籍のまえがきでも書きましたが,実際には文系学部の社会学系学部生に対して,この内容すべてを2単位授業でこなすのは不可能ではないかと思います。著者が適当だと考えるのは,学部2単位授業×2科目,大学院2単位授業×1科目の計6単位分授業で,社会調査士標準カリキュラムD,Eと専門社会調査士標準カリキュラムIに相当します。
学部のD科目では,第1章から第8章の基礎のみの7〜8割程度を担当教員の裁量で抜粋して扱い,E科目においてその範囲の基礎の残りと第9章〜第12章の基礎,及び第1章から第12章までの発展の中から適宜選び出してこなし,大学院のI科目では基礎や発展で残した部分を含めたそれらの総復習,第13章,そして教員の専門や好みに応じてより掘り下げた追加内容を扱うのが良いのではないかと思います。
演習用データファイル(csvファイル)
テクストでの演習用に提供しているデータファイルです。実際に2014年度に1都3県で実施された社会調査によるものを,テクスト利用者向けに抜粋・編集してあります。これ自体を研究用に使用する事は出来ませんが,学習者は,小規模とは言え実際の調査結果を分析出来ます。収められている情報については説明書を見て下さい。この演習用データ・ファイルを,自分のコンピュータのRの作業用ディレクトリ(getwd()で表示される)に忘れずにコピーし,以下のスクリプトを実行すれば使える様になります。データ・フレイムのオブジェクト名はdata01でなくとも何でも構いません。
data01 <- read.csv("practice.csv")
names(data01); nrow(data01)
head(data01, n=3); tail(data01, n=3)
以下のスクリプトで,ID番号以外のすべての変数の度数分布表を一気に出力する事も出来ます。names(data01); nrow(data01)
head(data01, n=3); tail(data01, n=3)
for (i in 2:41) {
var1 <- data01[,i]
t0 <- table(var1, useNA="always") # 総度数
t1 <- table(var1) # 有効度数
p0 <- prop.table(t0) # 総相対度数
ct0 <- cumsum(t0) # 総累積度数
cp0 <- cumsum(p0) # 総累積相対度数
p1 <- prop.table(t1) # 有効相対度数
cp1 <- cumsum(p1) # 有効累積相対度数
p1 <- c(p1, 0); cp1 <- c(cp1, 0)
ft0 <- cbind(t0, ct0, round(p0*100,1), round(cp0*100,1), round(p1*100,1), round(cp1*100,1))
dimnames(ft0)[[2]] <- c("度数","累積度数","%","累積%", "有効%", "累積有効%")
print(dimnames(data01)[[2]][i])
print(ft0); cat("\n")
}
var1 <- data01[,i]
t0 <- table(var1, useNA="always") # 総度数
t1 <- table(var1) # 有効度数
p0 <- prop.table(t0) # 総相対度数
ct0 <- cumsum(t0) # 総累積度数
cp0 <- cumsum(p0) # 総累積相対度数
p1 <- prop.table(t1) # 有効相対度数
cp1 <- cumsum(p1) # 有効累積相対度数
p1 <- c(p1, 0); cp1 <- c(cp1, 0)
ft0 <- cbind(t0, ct0, round(p0*100,1), round(cp0*100,1), round(p1*100,1), round(cp1*100,1))
dimnames(ft0)[[2]] <- c("度数","累積度数","%","累積%", "有効%", "累積有効%")
print(dimnames(data01)[[2]][i])
print(ft0); cat("\n")
}
このウェブサイトで紹介する R の関数の索引
あいにく,リンク先にジャンプしても項見出しが閉じた状態なので,ジャンプしてから,URLバー(下図参照)の"#3-1"のような箇所で 節-項 の番号を確認し,手動で内容を表示して下さい。「発展1-1」は,"#a1-1"と advanced の a が最初についています。また,第6章などでは,書籍には入りきらなかった纏まった内容を「ウェブ増補」として掲載しています。URLの末尾は"#sup1"の様に"supplement"のsupが最初についています。